税務・会計業務

鯨井会計では、税務会計の目的として以下の2点を考えております。

１．外部報告会計

企業を取り巻く利害関係者に対して、正しい経営状況の報告をすることが求められております。いくつか例を挙げてみましょう。

①株主

会社が儲かっているのか損しているのかで投資判断をしています。

②金融機関

お金を貸しても大丈夫かどうか？またきちんと返済してもらえるかどうかを判断しています。

③税務署

正しく納税しているかどうかを判断しています。

企業経営側ではなく、それぞれの立場に置き換えて考えると、正確な報告をしてもらわなければ困ることが理解できます。

２．内部管理会計

会社の経営者が経営判断をする上で迅速に正確な数値の把握が求められております。

例えば経営計画を立案している場合、目標が達成できているのかいないのか、達成できていないとすればどのくらい達成できていないのかを把握できなければ、目標達成に向けて計画を立て直すこともできずに、最終的に目標が未達となる可能性が高くなります。

また毎月資金繰りをたてている会社でも、収入や支出の状況がきちんと把握できていなければ収支の予測を立てることができず、支払いに対する事前の準備をすることもままならなくなります。

ここで重要なのは、正確性はもとより即時性も求められることです。いくら正確な数値が把握できても数か月前の情報では遅すぎます。

上記のように、鯨井会計では会社の経営情報についてタイムリーで正確な数値の把握をお手伝いさせていただくとことに重点を置かせていただいております。この数字の把握方法には推奨順に以下の方法があります。

①自計化

お客様ご自身で会計データをクラウド型の会計ソフトに入力いただきます。入力が遅延しなければ即座に数値の把握が可能となります。そのため種々のご相談に対して、現況の数値をもとに遅滞なく正確なアドバイスが可能となります。

②帳簿作成

お客様ご自身で現金出納帳や売掛帳・買掛帳などの帳簿を作成しておいていただき、当事務所がそれらの帳簿を会計データ化する方法になります。この方法によりますとお客様が帳簿を〆てからの対応となりますので、時間的には翌月以降の対応となります。そのためタイムリーな相談ではなく、会計報告や目標を立てておられる場合の達成状況などのご相談やご報告となります。

③記帳代行

お客様から領収書や請求書などの証憑書類をお預かりし、弊社もしくは弊社の業務提携する記帳代行会社により、証憑書類を会計データ化します。証憑書類を入力してからチェックや不明点の確認作業なども必要となりますので、時間的には帳簿を〆てから数日ほどをいただく処理となります。
　これには会計をチェックして報告する料金とは別に記帳代行料として領収書などを入力する料金も発生します。
　
私ども鯨井会計では、お客様のニーズにそった会計手法をご用意し、少しでもタイムリーで正確な数値の提供を通して、お客様の発展のお手伝いをさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。